Atelier de Micche KYOTO
アトリエ・ド・ミッチェ

ミッチェについて(作品紹介)
《 桑原専慶流 京都支部展2019 》
5月19日 会場:京都もやし町屋〈 京都 〉
麹室の上に花をいけました。
琳派の-きらびやかな華やかさ-をいけばな作品の中でどう表現するのか…
今回の、このオブジェ、ヤツデの葉をデッサンするところから始まり、それをトレースして仕上げております。
オブジェは、いける場所や花器とのバランスが大事なので、現場に行き、花との調和をはかりながら慎重にいけました。
実際にヤツデの植っている姿とは違いますが、葉の形をリアルに仕上げました。
お家元に『 香倫 』と言う雅号をいただき、コーリンって可愛い響きだな…と思ったのと同時に、
尾形光琳氏と同じ名前をいただいて、身の引き締まる思いでした。

琳派や日本画が好きなこともあり、また、桑原専慶流より新世代いけばな展に出させていただく過程で、
いけばな作品に自ら作成したオブジェを一緒にいける作風が生まれます。
古の時と今を、行ったり来たり…
琳派の絵に見るような世界観を作り出すには、どうしたら良いか…
展示されているいけばな作品から、オブジェの植物達がキラキラと輝き、立体になって浮き出てきたら面白いのではないか…
自答自問の連続です。

琳派は誰もが知る素晴らしい美術家・工芸家ばかりで、琳派の名前を出すのをためらった時もありました。
偶然にも同じ『 香倫(コーリン)』と言う名前をいただけて、画家の道は歩んでおりませんが、
琳派に魅力されたひとりである事に変わりはありません。
皆さまの心を暖かくしたり、何かが響く作品であること、
そして、時には、勇気や強さをも与えられることを願い、今後も、精進して参ります。
お越しいただきました皆様、ありがとうございました。
作品
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タマゴのから 1階南側
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